1976年4月発売
作詞:天野 滋
作曲:天野 滋
1976年4月に発売された8枚目のシングル「赤い糸の伝説」は、久々のスマッシュヒットとなった!
「赤い糸の伝説」に先行シングルだった「ゆうやけ」、更には次のシングルとなる「線香花火」を収めたアルバム「シャツのほころび 涙のかけら」が1976年5月に発売される。
70年代の3人組でギター2本にベースとくれば、かぐや姫が代表格だと思うが、かぐや姫よりも繊細で詩情あふれる作品で知られるN.S.P。
かぐや姫の影響が大きかったのだろうが、当時のフォークソングといえば四畳半フォークと呼ばれたりしていてティーンエイジャーにとっては実感が湧かない内容だった。
しかし、N.S.Pの楽曲はフォークといっても身近な内容。優しく、繊細で。
歌の中の「僕」はいつも自分だし、「君」は片思いだった女の子だったりふられてしまった女の子だったりする。
1985年に中村貴之が、1987年には平賀和人が脱退してしまいN.S.Pは事実上解散となる。2002年にオリジナルメンバーで復活したものの、2005年にメインソングライターだった天野滋が脳内出血で亡くなりN.S.Pは消滅してしまう。
大ブレイクすることはなかったが、思えば最後までN.S.Pらしい音楽を追求していたんだろうね。だからこそ彼らの音楽は今でも胸に迫るのだろう。
#赤い糸の伝説
#上戸彩
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